今日は派遣の日雇いの仕事に行った。疲れたんだか疲れてないんだかわからない。
特に記憶に残らない仕事だった。意識していたのはゆっくりと作業をすること。速さを要求されていない仕事だなと気が付いた瞬間に作業ペースをゆっくりにした。そんなに頑張れない。急がない急がないと心で呟きながらゆっくりと自分のペースで作業をした。働きアリの中に働かないアリがいるように、多くの作業員の人の中でゆっくりと作業をする人として私は働いた。
明日も同じ仕事だ。とりあえず暇がつぶれればいい。今日は昼ごはんも食べずに持って行った文庫本を読んでいた。読書は家の中より外のほうが集中できる。電車の中や短い仕事の休憩時間などでは制限時間という理由もあるのかもしれない。制限があると集中しやすくなる。人生の終わりのタイミングがはっきり分かってりゃいいのにな。
今日読み終わった本は宮部みゆきさんの『長い長い殺人』。続きが気になってしまいどんどん読み進めてしまった。面白かった。財布の視点で書かれているのも面白い。